スマホ機種変更を考える。auのスマホトクするプログラムは本当に損なのか?

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auスマホトクするプログラムとは、スマホの代金を4年間で月々支払いというものである。
何がトクするのかいうと、購入から約2年経過(購入から25ヶ月目以降)すればそのスマホの返却および機種変更を条件に残りの代金を支払わなくて良いので、安くスマホを買えてトクだということである。

ただ、機種代金を全額払わなくて良いのでトクだと言っているが、その機種は返却しなければならないため手元には残らない。はたして本当にトクなのだろうか。逆に損をしているのでないかとも思ったりしたので考えてみた。

auで4年間かけて全額支払う場合

auで4年間かけてスマホトクするプログラムで購入するのと、auで一括購入するのでは、支払い方法が違うだけなので、支払う金額は同じであるため得でも損でもない。

全額支払うのであれば、機種の値段がauと家電量販店では違う場合があるので比べてみて安い方で買った方が得である。

iPhoneを例とすると、機種代金はauの方が、アップルや家電量販店で買うよりも1万5千円ほど高い設定となっている。ドコモ、ソフトバンクでも同じでアップルや家電量販店で買うよりも高く設定されている。
ということでで、全額支払う(スマホトクするプログラムで全額または一括購入)場合は、アップルや家電量販店で買うが良い。スマホトクするプログラムで購入するメリットはない。

auスマホトクするプログラムを使って2年度に機種変更する場合

2年ごとに機種変更する場合は、2年後のスマホ残高と2年後に予想されるスマホ買取業者によるスマホ買取金額を比べて、スマホ残高の方が高いのであれば、auが高く買い取ってくれるということになりお得ということになる。

実際どうかというと、それほど変わらない金額を設定しているようで、差はあまりように思われた。
そのため一括購入し2年毎に自分で売りに行くことを考えると、auとスマホ買取業者の2箇所に行く必要があるので、2年毎に買い換えるのあればauだけで完結するスマホトクするプログラムでも良いのではないかと思う。

ただこれは、4年間の月々支払う額がほぼ同じ金額が設定されている場合であり、最初の2年間で支払う額が少なく設定されている場合は、次で説明する通り、スマホトクするプログラムの方がお得となる場合がある。

auスマホトクするプログラムを使って2年度に機種変更する場合(最初の2年間で支払う額が少ない場合)

最新機種は、購入から4年間の月々支払う額は、ほぼ同じ金額が設定されている場合が多い。しかし、1つ前のモデルであれば購入から2年間は少なめに支払い3年目、4年目の金額が高くなるように設定しているものがある。

例として、以下の条件で考えてみる。
金額は96,000円とし月々の支払額は以下の通りとする。

・最新機種
  ・4年間、毎月同じ金額を支払う
  ・月々支払う額は2000円
   (96000円÷48ヶ月)

・1つ前のモデル
  ・最初の2年間は支払う額が少なく、
   残りの2年間は支払う額が多い。
  ・最初の2年間は1000円とし
   残り2年間は約3000円と設定
   していると仮定
  (1000円×24ヶ月 
    + 3000円×24ヶ月)

この場合、2年後に機種変更すると、最新機種だと支払う額は2年間で48000円であるが、1つ前のモデルで機種変更すると2年間で24000円となる。

スマホ残高は以下となり、1つ前の機種であれば残りの72000円は支払わなくてすることになる。
 最新機種のスマホ残高   48000円
 1つ前の機種のスマホ残高 72000円

この場合、1つ前の機種では2年後に予想されるスマホ買取価格より2年後のスマホ残高が高く設定されているということになる。そのためスマホトクするプログラムを使って機種変更した方が高く買い取ってくれたということになりお得となる。

まとめ

一括で支払う場合は、アップルや家電量販店で買う方が良い。

もし、スマホトクするプログラムを使って2年毎に買い換えるであれば、最初の2年間の月々の支払額が少ないものを選択すればお得である。